GUIDE / 注意点

ふるさと納税のデメリット・よくある失敗まとめ

「お得な制度」というイメージが先行しがちですが、見落としやすい注意点もあります。始める前に確認しておきましょう。

一時的に自己負担が増える

ふるさと納税は、寄付した時点でその金額をいったん全額支払い、控除(還付・減額)は翌年度に反映される仕組みです。そのため、寄付した年は家計から一時的に持ち出しが発生します。年末に大きな金額をまとめて寄付すると、その月の家計を圧迫する可能性があるため、資金繰りを考えて計画的に行うことが大切です。

限度額を超えると単なる寄付になる

限度額を超えた部分は控除の対象にならず、実質的な自己負担が増えます。「返礼品がお得だから」と限度額を意識せずに寄付を重ねると、気づかないうちに超過してしまうことがあります。特にボーナス減額や転職などで年収が下振れした場合、想定していた限度額より実際の限度額が低くなるリスクがある点に注意してください。

手続きを忘れると控除が受けられない

寄付をしただけでは控除は適用されません。ワンストップ特例の申請書提出(翌年1月10日必着)か、確定申告のいずれかを行って初めて控除が反映されます。手続きを忘れると、寄付金は単なる寄付(自己負担)で終わってしまいます。

控除額には税金の種類ごとに上限がある

そもそも所得税・住民税を納めていない方(専業主婦・学生などで収入がない方)は、控除の対象になる税額自体がないため、ふるさと納税をしても控除のメリットを受けられません。また、住民税非課税世帯の方も限度額はごくわずか、または0円になります。

返礼品の保存・消費に手間がかかることがある

肉や魚介類などの返礼品は、届くタイミングが選べないことも多く、冷凍庫の容量を超えてしまったり、消費しきれずに余らせてしまったりすることがあります。定期便タイプの返礼品を選ぶ、家族の人数に合った量を選ぶなど、事前に確認しておくと安心です。

それでも活用する価値がある制度

上記の注意点を踏まえたうえでも、実質2,000円の自己負担で返礼品がもらえる点は大きなメリットです。限度額を正しく把握し、期限内に手続きを行えば、デメリットの多くは事前に避けられます。まずはシミュレーターでご自身の限度額を確認し、スケジュールガイドを参考に計画的に進めることをおすすめします。

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